調律師に愛される実力は本物。「彼」の背中を、いまも追い続ける。

「これは恋ですわあ、わたくしはあの方に憧れ、あの方の音色を目指して、日夜研鑽してきたんですの。ああぁあぁわたくしのベーゼンドルファー様ああぁぁあぁどうしてヤマハお兄様のものになってしまったんですのおぉぉおぉぉ!!」

Schwester

誕生日/1981年4月16日 身長/160cm

好きな食べ物/ベーゼンドルファー様の食べるものなら何でも好き♥

 


 

 蒲田の町工場に生まれ、現在は横浜と磐田に居を構えている純国産の小さなピアノメーカー。他の工房で断られるような修復・調整も受けられる高い技術力を誇っている。端正で柔らかい音を鳴らすお嬢様だが、廃業の危機を何度も乗り越えた苦労人。

 

 ある日調律師が持ち込んだベーゼンドルファーのアップライトに惚れ込み、彼の音作りを目指して日夜研鑽に励んでいる。ベーゼンドルファーに憧れるあまり、ヤマハが囲い込んだのも気にせずべったりついて回り、数百キロ離れているはずの成田に降り立った彼の匂いを磐田で感知すると豪語。ヤマハやカワイとは幼い頃から知りあっていて、幼馴染のような関係。彼女はヤマハカワイを「お兄様」と呼んでいるが、血縁関係はない。