最新刊 雪嵐 - Ⅰ
真冬の札幌で相次ぐ事件。鍵を握るのは、ひとりの女子高生。音楽高校のフルコン納入で不戦敗をキメた浜松のあいつが、四代目代取も吃驚の腹黒さで難事件に挑む!! 女子校への潜入捜査に選ばれたあの美少年はセーラー服に身を包み…
どう考えてもおかしい展開のオールキャラサスペンス。ヤマ兄の二刀流が、ベー様のまさかのアクションシーンが、そしてぶりゅの可憐な姿が。盛り沢山すぎて前後編になりました(無計画)。
Piano Makers -ピアノメーカー擬人化 設定資料集-
ピアノメーカー擬人化の設定資料集。 国内・国外のメジャーなピアノメーカーを、緻密な調査に基づいた人物造形で擬人化しました。 各メーカーの歴史やピアノの特徴などを、ピアノを弾いたことがない方でも分かるように織り交ぜています。そのキャラクターへの反映の的確さは、音大生のほか、プロのピアニストや声楽家、調律師、メーカーの中の人(!!)など各方面からも高い評価をいただきました。 作画用資料、設定のほかに、キャラクターの紹介も兼ねたショートストーリーも収録。巻末には史実年表も付いていますので、ピアノメーカーの歴史にも触れられます。CMYKのパーセンテージも表記したカラーチャート付き。 この本を活用して二次創作を楽しむこともできます。
ライプツィヒに生まれたピアノメーカー、ブリュートナーは、第二次大戦後に東独の政策により国有化され、意思能力を失ってしまう。物言わぬ人形のように日々を過ごす彼のもとに送られてきた、左遷された高級官僚。精一杯の療育に努める高級官僚と、食事ひとつ一人ではできない「法人」の少年の日々を、その街の市民が突き動かした──国有化されたままのブリュートナーの運命は。ベルリンの壁崩壊を知った西側のかつての仲間達は。ブリュートナーに憧れてライプツィヒで起業した「あの法人」が乗り込んだ、ブリュートナーの工場では何が起こっていたのか。激動のドイツ再統一時代を舞台に、法人たちの物語が動く。
2017年1月、そのリリースは突然にEDINETに上げられた。──株式会社ディアパソン、カワイに吸収合併。ヤマハと競り合って商工中金から融資を受けてまで全力で護った妹の存在を示すものは、ブランド名と、そのピアノの設計思想だけ。企業擬人化における公式供給の恐ろしさを心から堪能できるあにいも短編。画像のスミ版部分は、本では箔押しです。是非とも紙の本を手にとっていただきたい一品。